ニンテンドウ64のソフト販売本数トップ10です。
※ここで言う販売本数とはメーカーから小売への出荷した本数のことです
ハード | メーカー | 発売日 | 価格 | 販売台数 |
ニンテンドウ64 | 任天堂 | 1996/6/23 | 25000円 | 554万台 |
順位 | タイトル | メーカー | ジャンル | 発売日 | 価格 | 販売本数 |
1 | マリオカート64 | 任天堂 | レース | 1996/12/14 | 4800円 | 2240000 |
2 | 大乱闘スマッシュブラザーズ | 任天堂 | アクション | 1999/1/21 | 5800円 | 1970000 |
3 | スーパーマリオ64 | 任天堂 | アクション | 1996/6/23 | 9800円 | 1920000 |
4 | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 任天堂 | Aアドベンチャー | 1998/11/21 | 6800円 | 1460000 |
5 | ポケモンスタジアム | 任天堂 | その他 | 1998/8/1 | 6800円 | 1370000 |
6 | ポケモンスタジアム金銀 | 任天堂 | その他 | 2000/12/14 | 6800円 | 1140000 |
7 | ドンキーコング64 | 任天堂 | アクション | 1999/12/10 | 7800円 | 1100000 |
8 | マリオテニス64 | 任天堂 | スポーツ | 2000/7/21 | 6800円 | 1100000 |
9 | マリオパーティー2 | 任天堂 | パーティー | 1999/12/17 | 5800円 | 1070000 |
10 | 星のカービィ64 | 任天堂 | アクション | 2000/3/24 | 6800円 | 1070000 |
ファミコンやスーパーファミコン時代と比べると、何とも寂しい印象です。
ランキングは全て任天堂タイトルで、サードパーティータイトルは一本もランクインしていません。
ニンテンドウ64は、ソニーのプレイステーションに大苦戦していましたから、それも仕方がなかったことかもしれませんが。
しかし、トップハードでない苦しい状況でも、10本ものミリオンタイトルが生まれるのですから、
任天堂のゲーム開発力のすごさを改めて感じます。
スーパーマリオ64は、3Dスティックを用いて3次元の箱庭空間を自由に動き回れるようになったことで、
従来の3Dゲームとは一線を画す完成度を誇っていました。
しかし、奥行きのあるゲームは距離感を掴むことは難しく、 ライトユーザーには難度が高いものだったのです。
そのため、従来の2Dのマリオに比べて、売上げは激減してしまいました。
その後もゲームキューブやWiiでも3Dマリオが発売されましたが、やはり販売本数は2Dに比べてずっと少なく、
3Dマリオの魅力を伝えることはなかなか難しいようです。
しかし、アメリカなどでは3Dマリオの人気も高く(それでも2Dには劣りますが)、
3Dマリオが敬遠されているのは、主に日本だけの傾向のようです。
マリオカート・マリオパーティー・スマッシュブラザーズなど、複数人での対戦・協力プレイができるタイトルが多く、
みんなでワイワイ楽しむことを重視している任天堂の戦略が表れています。
この方針は、後に発売されるゲームキューブやWiiにも受け継がれています。
ニンテンドウ64は、少数精鋭体制を推進しており、
たくさんのソフトを発売することよりも、一本一本のクオリティを高めることに専念していました。
スーパーマリオ64やゼルダの伝説時のオカリナなどは、シリーズで最高のデキと評するファンも少なくなく、
ユーザーからの支持は非常に高いハードだったと言えるでしょう。
しかし、スーパーマリオ64の完成度があまりにも高かったことで、
他のメーカーがニンテンドウ64での展開に尻込みしてしまったという不運もあったようです。
また、少数精鋭故にソフト発売数は少なく、プレイステーションには及ばなかったのは、 何とも残念なことです。
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