パックマンは1980年にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたアーケードゲーム。
当時のアーケード市場を大いに盛り上げたゲームです。
パックマンの姿は、食べかけのピザの形から生まれたものです。
非常にシンプルな形でありながら、印象に残る素晴らしいデザインだと思います。
パックマンのルールは、敵を避けながらステージ内のエサ(クッキー)を全て食べるというものです。
特徴的なことは、敵にバリエーションを持たせたことです。
例えば、スペースインベーダーには3種の敵がいましたが、敵によって動きの違いはありませんでした。
当時のゲームで、敵キャラクターが個別のアクションをするというものは稀だったのです。
その点、パックマンは4種の敵キャラクターが存在します。
赤い敵はパックマンを追尾し、ピンクは先回りし、水色は点対称に移動し、
オレンジはランダムに動き回るという、それぞれが個性的な動きでパックマンを追いつめるのです。
基本的に、パックマンは攻撃をすることはできませんので、敵からはひたすら逃げるしかありません。
しかし、ステージ内に存在するパワーエサ(パワークッキー)を食べると立場は逆転。
敵は全て青くなり、この状態の敵はパックマンが食べることができるのです。
丁度、鬼ごっこで鬼と逃げる側が入れ替わるようなものです。
この攻守を入れ替えるという駆け引きは、パックマンのゲーム性を高める要素になっているのです。
ちなみに、パックマンは4方向レバーだけで操作し、ボタンは一切使用しないというシンプルな操作性です。
シンプルでありながらゲーム性も高いという、当時としては画期的なゲームだったと言えるでしょう。
発売開始年の1980年から7年間で293822枚の総販売枚数を記録したことから、
2005年に最も成功した業務用ゲーム機としてギネス認定を受けました。
(正直、この記録は何とも曖昧かつ大したことない記録にしか思えませんが…)
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