世の中には、任天堂を執拗にバッシングするメディアが多いと感じたことはありませんか?
これは、任天堂が経団連に所属していない企業だからです。
経団連にとっては、任天堂は自分達の思うようにできない目障りな存在だということです。
逆に言えば、任天堂を執拗にバッシングしているマスゴミは、
経団連の腰巾着であると考えて間違いないでしょう。
任天堂は、2011年度こそ赤字でしたが、これは上場以来初のことでした。
(関連リンク:任天堂は何故赤字となったのか?)
これだけ巨大な企業でありながら、その利権に経済産業省などのお役人や政府、政治家も全く絡めないのです。
日本の企業の経済発展には、必ず行政や法律の介入があり、いわゆる"利権"が発生します。
公共事業の入札制度や、自動車の免許や車検制度などはよく知られていますが、
最近では原発利権についても表ざたになりましたよね。
原発建設に関わった企業、それを誘致した地元の政治家、
原発の安全性を捏造した原子力安全委員会や原子力安全・保安院、
そしてこれらを統括して日本全体で原発を推進してきた経済産業省…。
このように、原発には天下りなどの多くの利権が絡んでいましたよね。
巨大な金が動くところには、必ず既得権益が発生するのです。
しかし、任天堂はファミコン時代から、行政や利権団体に全く相手にされていませんでした。
所詮は子供相手の玩具会社でしかないと、馬鹿にされていたのです。
また、利益が非常に大きいにも関わらず社員がそれ程多くないこと、工場や施設の規模の少なさ、
銀行に対する借金もゼロと、そもそも既得権益が発生する要素がなかったのです。
建設業界や電力会社は天下りを受け入れて行政にゴマをすっていますが、
任天堂にはその必要は全くありません。
それに、任天堂のゲームは万人受けするような作品を目指していますから、
暴力描写などの倫理的に問題となる作品とは縁遠く、警察行政から目を付けられる心配もありません。
そして、任天堂はゲーム以外の事業は行っていませんので、
これ以上余計なしがらみが増えることはないのです。
任天堂には天下りなどの利権の生まれる余地がほとんどないことがおわかりいただけたでしょうか?
超優良企業であるにも関わらず、お上にとっては全く旨味がない存在になっているのです。
ですから経団連は、任天堂よりもソニーがゲーム業界のシェアを広げることを望んでいるのです。
経団連は、もっとVitaの宣伝活動をしてあげた方が良いのでは?
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