ニンテンドーダイレクト(Nintendo Direct)は、
任天堂ハードで発売されるゲーム(サードパーティータイトルも含む)の紹介動画。
任天堂の岩田社長がパーソナリティーとして登場し、ゲームに関しての情報を直接伝えるという内容です。
基本的には、発表済みのタイトルについての詳細を解説することを目的としており、
新作タイトルが発表されることはあまりありません。
「50代の特別なこともない男である私が、延々とゲームについてしゃべる映像」(岩田社長本人の弁)
2011年10月21日に初回が放送され、以後、偶数月末ごとに配信が行われています。
(公式に2ヶ月ごとに配信とは明示されていません)
任天堂公式webサイトをはじめ、Ustreamやニコニコ生放送などでも同時配信されています。
公式サイトでは、リアルタイムだけでなく、後からでも視聴が可能です。
また、恒例の偶数月末配信だけでなく、有力タイトルの発売が近い場合は、
特別版のニンテンドーダイレクトが行われることもあります。
(ドラゴンクエストX Direct・とびだせ どうぶつの森 Direct など)
放送から1週間で、視聴者数が100万人を超える回もあり、その宣伝効果は非常に高いと言えるでしょう。
事実、ニンテンドーダイレクト放送終了直後には、3D映像や体験版のダウンロードを目的に、
ニンテンドーeショップ(3DS用オンラインストア)へ多くのユーザーがアクセスしていると、任天堂が公表しています。
これだけ多くのユーザーが視聴してくれるのならば、下手にテレビCMをうつよりも、
よっぽど費用対効果が高いと思います。
(だからといって、テレビCMをしなくていいというわけではありませんが)
ニンテンドーダイレクトを視聴するのはコアなゲームファンだけで、
能動的に情報を集めないライトユーザーへのアピールにはならないと思う人がいるかもしれません。
しかし、ニンテンドーダイレクト放送後は、twitterなどでその情報が広まり、
今までニンテンドーダイレクトを知らなかった人が視聴に訪れるということが多々あるらしいです。
ですから、ライトユーザーには全く効果がないというわけでもなさそうです。
そもそも、ニンテンドーダイレクトが始まった理由は、情報が正しく伝わらないことを是正するためでした。
ネット上では、悪意をもってゆがんだ情報を広める、人物・会社・組織が存在しています。
任天堂は経団連に所属していない会社で、 それ故に、経団連の犬であるマスコミからは執拗なバッシングを受け、
また、情報が捏造・偏向されて発信されてきました。
それに対抗して、任天堂が自ら直接情報を発信することで、
ユーザーに正しい情報を伝える、ということを目的に始まったのが、このニンテンドーダイレクトです。
今では100万人規模の視聴者がいるということからすると、この試みは成功していると感じます。
(未だに一部のバカは捏造を繰り返していますが)
悪質なメディアの報道に負けることなく、
これからも正しい情報を多くのユーザーに伝えていってほしいものです。
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