ハイディフィニションとは高精細の意で、主に高解像度映像のTVに対して用いられる用語。
ハイデフ(又はHD)と略される場合もあります。
日本ではハイビジョン(ハイディフィニションと同義語)という言葉の方が馴染み深いでしょう。
ちなみにハイビジョンはNHKの作り出した和製英語であり、世界的には通用しない単語です。
テレビの画面は小さいドット(画素)の集まりで構成されており、
このドットを左から右へ、上から下までを順番(瞬時)に表示することで1つの画面を形成しています。
このドットの集まりの横1列分を走査線と言います。
この走査線が1125本以上で、
なおかつアスペクト(縦横)比率が16:9のものがハイディフィニションの条件(国際標準規格)です。
この条件に満たないものはスタンダードディフィニション(SD)と呼ばれます。
当然ながら、HDはSDに比べて格段に画質が向上しているため、
近年のゲームソフトの映像にも多大な影響を与えています。
Xbox360やPS3はHD画質ですが、WiiはSD画質なので、グラフィックの差がかなり大きいです。
そのため、Wiiはマルチタイトルの対象から外されることが多く、ソフト不足の原因となっています。
従来のテレビはSD画質だったが、2011年7月24日に地上デジタル放送へ完全移行したことに伴い、
日本のテレビの大半がHD画質のものへ買い換えられました。
しかし、実際はHDの半分の解像度しかないテレビも、
ハーフHDなどというごまかしのような名称でHD扱いされているのは、甚だ疑問です。
(きちんとしたHDはフルHDと呼称されています)
ちなみに、Vitaにはマイケルジャクソン ザ・エクスペリエンスHDというゲームが発売されており、
また、今後もメタルギアソリッドHDエディションが発売を予定していますが、
VitaはHDの条件を満たしていないSD機であるため、
これらのタイトルは事実上の詐欺ではないでしょうか?
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